実例
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大規模なIT国際会議における
英語でのリアルタイムなオンサイトタイピング業務
ClientNHKグローバルメディアサービス
2014年9月
2014年10月29日~31日まで、神奈川県・パシフィコ横浜で開催された国際会議&展示会「社会イノベーション/Smart City Week 2014」。アーバン・コネクションズは編集者&校閲者によるチームで、インターネットを介した遠隔による英語オンサイトタイピングと報告書の即日作成を行ないました。
インターネットを介した
遠隔作業も可能
アーバン・コネクションズでは、様々な国際会議、講演会、ディスカッションにて、英語でのスピーチをリアルタイムで英文に書き起してスクリーンに字幕のように表示する英語オンサイトタイピング業務を行なっています。NHKグローバルメディアサービス様のご依頼により、2014年10月下旬にパシフィコ横浜で開催された「Smart City Week 2014」における英語オンサイトタイピング業務をサポートさせていただきました。
オンサイトタイピング業務は通常、現地に赴いて作業するのですが、「Smart City Week 2014」の場合は、会議映像のインターネット配信がありましたので、渋谷のお客さまのオフィスにチームメンバーを派遣し、現地の講演はインターネットを介して見聞きをして作業をしました。遠隔での業務は、弊社としても珍しい事例と言えます。
国内ほぼすべての
国際会議・英語セミナーを担当
多くの英語オンサイトタイピング業務は、編集を行なう3名の編集と校閲を行なう1名の4名体制でチームを組んで行ないます。3名の編集者が英語スピーチを聞き取りながら、順番に英文をPCに打ち込み、そのテキストを校閲者が瞬時に校正・校閲して、ほぼタイムラグなく会場のスクリーンに映し出します。
ここ数年はとくに、各種企業のグローバル化に準じて海外の方に向けて発信する英語セミナーも増えており、官公庁や民間の大手企業が主導する国際会議も通年で開催され、ニーズの増加を実感します。英語オンサイトタイピングをできる会社は、実感としてとても少なく、大きな国際会議やイベントは、ほぼすべて弊社にご依頼いただいている状況です。アーバン・コネクションズが自慢できるスキルだと思います。
編集者+校閲者による
優れたチームプレイ
英語オンサイトタイピングは、聞いたことをただ書き起すだけで簡単だと思われがちですが、じつはとても難しい作業です。正確に内容を理解しながら書くには大変な集中力がいりますし、私たちが派遣される国際会議やセミナーはプロフェッショナルな集いが多いため、専門知識が豊富でないと務まりません。3名の編集者が順番にスピーカーの言葉を書き起こしてリレーしていくのですが、各編集者がどの部分をどのくらいの長さで書き起すかは、事前の打ち合わせなく、すべてあうんの呼吸で分担・連携します。各個人のタイピングの速さだけでなく、優れたチームワークが求められます。
現場ごとにチームメンバーも替わりますから、誰がいつ、どの現場に派遣されても大丈夫なよう、日頃からトレーニングは欠かしません。作業場所、作業機材が変わってもハイレベルな業務を遂行できる、プロフェッショナルな技術と強いメンタリティが問われます。専門性の高い会議の場合は、事前に用語集を用意してスペルチェックを行なうなど、入念に準備しています。
Webサイト用報告書も
即日納品
「Smart City Week 2014」の場合は、遠隔業務ならではの苦労もありました。複数のスピーカーによる会議でしたので、流れてくる声だけで、どなたが話しているかを判断しなければなりませんでした。チームメンバー同士で指示を出し、お互いをサポートしながら作業しました。
また、「Smart City Week 2014」では、書き起したテキストを誰でも閲覧できるように、3日間の会期中、毎日Webサイトに掲載する報告書もご用意しました。大量のテキストを即日ですべて校正・校閲するのは大変でしたが、その精度はお客さまにも大変ご満足いただけるものでした。
国内随一のスキルをいかし
グローバル化に貢献
弊社は、様々なトレーニングを行っており、業務経験も豊富です。英語オンサイトタイピングのスキルには、大変自信があります。様々な国際会議、グローバルに情報発信をしていく会議は、今後も増えていくことでしょう。そのお手伝いをさせていただくのは、とても意義深く、やりがいがあります。国内随一とも呼べる、英語オンサイトタイピングのスキルをいかし、今後も国際化に貢献していきたいと思います。