実例
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- 笹川平和財団 – 男女平等な政治参画に向けて
女性の政治参画
に関する書籍を制作
Client公益財団法人 笹川平和財団
2016年2月~3月
笹川平和財団は、国際社会が直面する諸問題を解決するため、調査・研究、人材育成、国際会議開催などの事業に取り組んでいる、日本有数のシンクタンクです。今回、弊社は笹川平和財団発行の2種類の書籍制作に携わりました。
書籍化に向け一から提案
2016年2月、公益財団法人 笹川平和財団から「女性の政治参画に関する2種類の文書を書籍にしたい」という電話をいただきました。部数、サイズ、デザインなどを伺いましたが、唯一決まっていたのが部数だけだったので、詳細を把握するために訪問することにしました。 発行部数が200部ずつということで、一般販売向けではないことがわかったので、打ち合わせでは、どのような人に向けた書籍なのか、読者の年齢層・職業・立場、どこでどのように配布するのか、どのような場所で読んでもらうことを想定しているのか、など細かくヒアリングしました。また印刷物の仕様については、これまでアーバン・コネクションズが制作したものを数種類持参し、ご要望をヒアリングしました。 ヒアリングの内容に基づき、見積を提示するとともに、印刷物の仕様(サイズ、用紙、印刷方法等)とスケジュール案を提案しました。ちなみに発行部数はそれぞれ200部ということなのでオンデマンド印刷で、大きさは大きすぎず持ちやすいものをということだったのでA5サイズとしました。また書籍としての付加価値をつけるためISBNを取得することを提案しました。他社とも比較していただいた上で、弊社に発注していただくことになりました。
再度訪問でニーズをさらにヒアリング
正式発注後、本格的な制作工程に入っていくために、デザイン担当者と再度訪問。読者は政治家や教授、研究員の方々を想定しているので、女性の政治参画に関する内容だけれど、男性も手に取りやすいデザイン・配色にしてほしい。2種類とも女性の政治参画に関する内容なので2種類がペアであることが一目でわかるようなデザインにしてほしい、というようなご要望を改めてヒアリングしました。ヒアリング内容に基づき、すぐに表紙のデザイン案を3案提出。表紙に国会議事堂のイラストをあしらった薄い青色ベースの表紙と薄い緑色ベース表紙に決定。次は表紙のテイスト、色味に合わせ、本文のデザイン、レイアウト、フォントなどを設定しました。表紙、本文のデザインが決まった後は日本語の文字校正に入りました。本件のための編集ルール集を作り、用語・漢字・英数字の統一を図りました。
緻密なプロジェクトマネジメント
本件でいちばん気をつけたのがスケジュール管理。タイトなスケジュールだったため、ご担当者の出張スケジュールも加味したうえで、緻密なスケジュールを立て、プロジェクトをリードしていきました。途中でスケジュールの変更が発生した時でも柔軟に対応し、その時お客さまにとってベストな方法で進めていきました。
「アーバン・コネクションズに頼んでよかったです」
制作物が完成した後のお客さまと印刷物を眺める瞬間の達成感は、何事にも代えられないです。出来上がったものを手に取る瞬間は何度経験してもとてもワクワクします。今回はその喜びをお客さまにも味わってもらうことができ、本当にうれしかったです。また「アーバン・コネクションズさんに頼んでよかったです」というメールもいただき、大変大きなやりがいを感じました。これからも笹川平和財団の情報発信のサポートをし、よりよい社会づくりに少しでも貢献できれば幸いです。