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『東アジア戦略概観 2016』
日本語版の制作及び出版まで
Client防衛省防衛研究所
2016年1月~3月
防衛省のシンクタンクである防衛研究所が発刊する『東アジア戦略概観』は、本年2016年でその信頼性と共に刊行20周年を迎えました。この信頼と実績は、防衛研究所の日々の調査研究と情報発信、そしてかねてより重視して取り組んできた国内外の関係機関との積極的な相互交流が生み出した研究成果です。弊社では、読者一人ひとりの方に適切かつ効果的に伝わるような書籍デザイン、DTPレイアウト等の制作業務で寄与させて頂きました。信頼性を重視した実直な取り組みの結果、本書は出版後、大変ご好評をいただいており、政府系機関や大学、研究者の方を始め、多くのお客さまにお手に取っていただいております。発刊20周年の信頼と実績を、弊社のミッション“Effective Communication”が伝えます。
『東アジア戦略概観』とは
防衛研究所の各アニュアルレポートの中でも特に注目度の高い『東アジア戦略概観』は、東アジアを取り巻く各国の最新の情勢、安全保障問題を網羅的に分析した年次報告書です。 イスラム主義過激派の伸長、南シナ海をめぐる対立、強硬姿勢を強める大国、核・ミサイル実験、そして一連の安保法整備を経たわが国の安全保障政策。冷戦の終結とグローバル化の中でかつてないほど国際政治のパワーバランスは変化し、東アジアの近年の情勢はわが国の安全と平和の力学に大きな影響を与えています。 戦後からこれまで一貫して、世界に向けて民主主義・市場経済推進・平和国家維持の旗を振り続けて来たわが国は、今日より一層、世界への能動的な働きかけを求められています。日本が、世界の平和と安全保障に貢献する政治外交を、国際協調路線と積極的平和主義のもとに展開するためには、まず私達国民一人ひとりが日本をとりまく現在の状況に対して、俯瞰的な視座を持ち、的確に理解することが必要です。
弊社のミッションは
正しい情報を世界へ。弊社ミッションのひとつに、“Effective Communication”があります。編集、デザイン、日本語以外の外国語版の制作、出版を通した包括的なディレクションによる情報支援は、弊社が最も得意とする業務です。そして本年3月、防衛研究所がまとめた精緻なレポートは、この度、弊社のメソッドによって、『東アジア戦略概観2016』として一冊の本になりました。今次誰もが知っておくべき日本をとりまく国際関係を、書店で図書館で授業で、日本人の誰もが簡単に手に取れるメディアとして発信できたことは、弊社の誇りです。